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Sunday, December 29, 2019

何回もしてきたのに「1年間の治療」 ヘアカラーをして起きた現実の恐ろしさ(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

髪の色を明るくしたり、白髪を黒く染めたりする毛染めによる皮膚障害が後を絶たない。消費者庁によると、同庁の事故情報データバンクに毎年度200件ほど登録されているといい、年末年始に染髪する機会がある人に注意を呼びかけた。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

【写真】毛染めによる皮膚障害の事例

消費者庁の説明では、毛染めによる皮膚障害の多くは「接触皮膚炎」であり、ヘアカラーリング剤が原因だ。接触皮膚炎は、一般的には「かぶれ」と呼ばれている皮膚の病気だ。

そして、ヘアカラーリング剤の中で、最も広く使用されている酸化染毛剤は、とりわけ「アレルギー性接触皮膚炎」を引き起こしやすく、理美容師や皮膚科医の間ではよく知られている話だという。

これまでに毛染めで異常を感じたことのない人も、継続的に毛染めを繰り返すうちにアレルギーになることがある。そして、症状が重篤化する恐れもあり、人によっては頭皮だけでなく、顔面や首などにまで皮膚症状が広がり、日常生活に支障を来すほどになるという。

皮膚障害の事例

2015年に発表された消費者庁・消費者安全調査委員会の「事故等原因調査報告書」では、「(皮膚炎の)症状が重い場合は外貌が著しく損なわれるため、身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛を感じたり、仕事や日常生活に支障を来したりし得る」と指摘。

毛染めによる皮膚障害の事例として、次のものをあげた。

“これまで毛染めを行ってきたが、初めて出向いた美容院で毛染めの施術を受けたところ、施術から1週間ほど経った頃、頭皮が赤くなって吹き出物のようなものが現れ、かゆみが出て、髪の毛が抜け落ちたりした。美容院に相談して皮膚科を受診したところ、染毛剤による接触皮膚炎と診断され、今後、1年間は治療を続けるよう言われ、しばらくの間は2週間おきに通院することになった。“

“40歳代から自宅で毛染めを行ってきた。2年ほど前から毛染めをすると痛みやかゆみを感じたが、市販の薬を塗れば症状は治まるので、これ以上ひどくなるとは思わずに毛染めを続けてきた。今回毛染めをしたら、顔面が赤く腫れ、浸出液が滴る状態になり、初めて医療機関を受診した。これまで、製品の外箱や使用説明書に注意事項が詳しく記載されていることには気付かなかった。“

“ひどい手荒れのため、皮膚科医で治療を受けていたところ、耳たぶや頭皮にもかぶれの症状が出てきた。なかなか治癒しないため、皮膚科医の勧めで総合病院を受診して詳しい検査を受けたところ、ヘアカラーリング剤に含まれるパラフェニレンジアミン(酸化染料)という物質が原因でかぶれており、他の染料に対しても反応していることが分かった。“

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December 29, 2019 at 04:19PM
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