
大阪府内では大阪・生野区と松原市の2つの病院で、患者や医療従事者などの新型コロナウイルスへの感染が相次いでいます。
府は、いずれの病院でも院内での集団感染が起きたとみて、詳しい状況を調べています。
大阪市保健所によりますと、大阪・生野区の「なみはやリハビリテーション病院」では、これまでに、▽患者39人と、▽看護師や理学療法士などの医療従事者18人、それに、▽業者1人のあわせて58人の感染が確認されています。
今月14日に医療従事者と出入り業者、あわせて2人の感染が確認された後、院内の接触者を検査したところ、18日には新たに41人の感染が確認されました。
病院は病棟がフロアで分かれていて、大阪府によりますと、回復期のリハビリテーションを行う2階と3階の病棟を中心に感染が確認されているということです。
病院では、新規の入院や面会、それに外来を中止しているほか、現在、入院中の患者およそ100人全員のPCR検査を実施しています。
また、大阪・松原市にある明治橋病院でも医療従事者4人と患者4人のあわせて8人の感染が確認されています。
このうち、100歳代の患者が1人死亡しています。
2つの病院に関係する感染者は、これまでにあわせて66人となっていて、大阪府はいずれの病院でも院内で集団感染が起きたとみて、保健所の医師や感染症の専門家らが調査に入り、詳しい状況を調べています。
【大阪府医師会 茂松会長“感染確認ですぐに対応を”】。
院内感染が各地で相次いでいることについて、大阪府医師会の茂松茂人会長は「院内感染によって、医療機関が閉鎖されると地域医療が混乱する。特に、地域の中核を担う病院で院内感染が起きるとコロナウイルスとは関係のない地域の患者を診療することが難しくなり、入院が可能な病床が徐々に少なくなることが懸念される」と指摘しています。
そのうえで、「すでに市中感染によって、病院を訪れる患者の中にも、どの患者がコロナウイルスを持っているかわからなくなっているので、感染を確認した時点ですぐに対応することが非常に大切だ。病院内で1人でも感染者が出たら、接触可能性のある人たちに必ずPCR検査を受けてもらい、外来や入院を止めるなど迅速な対応が必要だ」と話しています。
【関西の主な院内感染】。
感染の拡大で懸念されているのが医療のひっ迫です。
地域医療の中核となる病院で院内感染が起きて患者の受け入れが止まったりすれば、医療崩壊につながるおそれがあります。
今月に入ってから、関西の医療機関でも院内感染が相次いでいます。
このうち、大阪府では、▼大阪・生野区にある「なみはやリハビリテーション病院」で、19日までに医療従事者や患者などあわせて58人の感染が確認されています。
病院は今月15日以降、新規の入院の受け入れを中止するとともに、18日からは外来診療も中止しています。
また、▼大阪・松原市にある明治橋病院でも、医療従事者4人と患者4人のあわせて8人の感染が確認されています。
このうち、100歳代の女性患者が1人死亡しています。
兵庫県では、▼神戸市立医療センター中央市民病院で、医療従事者や患者などあわせて26人の感染が確認されています。
また、▼神戸市にある神戸赤十字病院でも、医師や看護師など7人の感染が確認されています。
京都府では、▼京都市上京区にある「堀川病院」で、医療従事者や患者などあわせて23人の感染が確認されています。
このうち、70代の女性患者1人が死亡しています。
2020-04-20 08:37:00Z
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