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Monday, April 13, 2020

進化する優等生女優、ナタリー・ポートマンのヘア&メイク列伝。(VOGUE JAPAN) - Yahoo!ニュース

映画『レオン』でセンセーショナルなデビューを果たしてから25年。女優としてさらに成熟した魅力を放つナタリー・ポートマンは、最新作『ポップスター』でトップミュージシャンのスキャンダラスな半生を演じ、新境地を開いている。日本での公開が心待ちにされるなか、彼女のこれまでのヘア&メイクから、時代を象徴するスタイルを振り返ってみよう。

ナタリー・ポートマンのフォトギャラリー。

今でも語り草のアイコニックなボブヘアでデビュー。

ナタリーといえば、映画『レオン』(1995)の印象的なおかっぱヘアを思い起こす人も多いはず。やや前下がりの直線カットに、短めのシースルーバングを合わせたこのスタイルは、役柄にちなんで“マチルダボブ”といわれるほど今でも伝説的人気を誇っている。重めのフォルムが、撮影当時11歳だった彼女の愛らしい目鼻立ちを強調し、少女の無垢さとアンニュイなムードを引き出していた。

また、18歳の時に出演した『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)では、白塗りの民俗調ヘア&メイクを施したパドメ・アミダラ役に挑戦。その独特なスタイルがハマったのも、彼女の端正な美貌があったからといえよう。プレミアでのワンレンのロングヘア姿は、まさにそれを示す美少女ぶり。シャープなストレート眉やビューラーで立ち上げたまつ毛、白アイシャドウのハイライト、グロッシーなリップなどが透明感ある魅力を際立てて。

上品なビジューのアクセントにやさしい眼差しを添えて。

女優業を続けながらハーバード大学を卒業し、才色兼備な女優として一層存在感を強めた22歳の頃。ストリッパー役を演じた『クローサー』(2004)で、第77回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。授賞式でのナタリーは、ウェービーな髪をゆるやかにまとめたアップヘアにビジューのヘッドバンドをあしらった、若々しくもエレガントなレッドカーペットスタイルを披露。グレーとブラウンのソフトなスモーキーアイとシアー感のあるピンクリップも、控えめでいて知性がにじみ出る仕上がり。

アンドロジナスな魅力が花開くバズカット×目力メイク。

第77回アカデミー賞授賞式から約3カ月後の第58回カンヌ国際映画祭では、それまでのコンサバティブなスタイルと打って変わって丸刈り姿を披露したナタリー。当時撮影中だった『V・フォーベンデッタ』(2005)の役作りのためだったが、その衝撃的な姿は世界を轟かせた。坊主頭で露わになった頭のフォルムは惚れ惚れするほど良い形。そのパンチ力のある髪型と調和させるように、カッパーと黒のシャドウでまぶたを囲み、上下まつ毛にたっぷりとマスカラをあしらったシャープなアイメイクが、彼女のタフで凛々しい美しさを呼び覚ませていた。

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