長野県は、休業要請に応じずに営業を続けている県内の2つのパチンコ店の名前を新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて公表しました。
長野県の阿部知事は5月1日午後、記者会見を開き、県の休業要請に応じずに営業を続けている県内の2つのパチンコ店の名前を公表しました。
公表されたのは、いずれも系列店で上田市と塩尻市にある2つの店です。
県は、緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受けて、4月23日からパチンコ店に休業の要請を行ってきましたが、29日の時点で9つの店が営業を続けていたということです。
このため、これらの店に対し休業が確認できない場合、名前を公表する方針を通知しましたが、5月1日正午の時点で、2つの店の営業が確認されたことから、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて施設の名前を公表し、県のホームページに掲載しました。
阿部知事は「パチンコ店は業態的に集団感染のリスクが高く、今回の施設では、駐車場に県外ナンバーの車も確認されている。感染拡大を防ぐための措置で、趣旨をしっかり理解してもらいたい」と話しています。
2020-05-01 09:39:28Z
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