
記録的な大雨で川の氾濫や土砂崩れが相次いだ熊本県では、これまでに16人が死亡し、20人が心肺停止、12人が行方不明となっています。まだ被害を把握できていない地域もあり、警察や消防、自衛隊などが確認を進めています。
記録的な大雨で、熊本県では球磨川など2つの川の11か所で氾濫したほか、人吉市では球磨川の堤防が決壊し、いずれも広い範囲が水につかりました。
各地で土砂崩れなどの被害も相次ぎ、新たに人吉市で9人の死亡が確認されました。
芦北町では4日、80代の女性が死亡したほか、これまで心肺停止になっていた人など5人の死亡が確認されました。
津奈木町では80代の男性が死亡しました。
球磨村では高齢者施設で14人が心肺停止になっているほか、別に3人が心肺停止になっています。
芦北町でも3人が心肺停止になっています。
行方が分からなくなっている人も相次いでいて、
▼球磨村で5人、
▼津奈木町で2人、
▼芦北町で2人、
▼人吉市で3人が行方不明です。
球磨村の渡地区にある特別養護老人ホーム「千寿園」では川の水があふれて水につかり、入所者などの高齢者およそ50人と施設のスタッフが取り残され、このうち14人が心肺停止となっています。
県などによりますと、取り残された高齢者の中には体調のすぐれない人もいて、自衛隊が夜を徹して救助を進め病院に搬送したということです。
また、球磨村や相良村など県内のおよそ30の地区で孤立状態となっていて、熊本県はできるだけ早く孤立状態を解消したいとしています。
2020-07-05 05:02:00Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjAwNzA1L2sxMDAxMjQ5NzEwMTAwMC5odG1s0gFCaHR0cHM6Ly93d3czLm5oay5vci5qcC9uZXdzL2h0bWwvMjAyMDA3MDUvYW1wL2sxMDAxMjQ5NzEwMTAwMC5odG1s?oc=5
No comments:
Post a Comment