沖縄県の玉城デニー知事は16日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した米軍キャンプ・ハンセン関係者の乗客を乗せたタクシー運転手の80代男性=沖縄市=の感染が確認されたと発表した。14日に症状が出て、15日に感染症指定医療機関を受診し、抗原検査で陽性を確認した。米軍と接触した県民で、感染が確認されるのは初めて。
また、米軍普天間飛行場で新たに2人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。玉城デニー知事は16日、記者会見で「米軍と今後の感染拡大防止に向け緊密に連携していく。国においてもしっかりと対応してもらいたい」と改めて強調した。
在沖米軍では普天間飛行場(宜野湾市)とキャンプ・ハンセン(金武町、宜野座村など)でクラスタ-が発生。これで計138人の感染が確認された。県内の累計感染者数149人となった。【琉球新報電子版】
2020-07-16 03:49:32Z
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