Pages

Monday, July 13, 2020

関東上空の火球 千葉・習志野市で隕石発見 - 日本経済新聞

関東上空の火球 千葉・習志野市で隕石発見 - 日本経済新聞

平塚市博物館の藤井大地さんが神奈川県平塚市で撮影した火球。左から右に流れた(2日)=共同

平塚市博物館の藤井大地さんが神奈川県平塚市で撮影した火球。左から右に流れた(2日)=共同

7月2日未明に関東上空で観測された「火球」の正体とみられる隕石(いんせき)の破片2個が、千葉県習志野市で見つかったと国立科学博物館が13日発表した。破片の重さは63グラムと70グラム。もともとは直径数センチの大きさだったとみられるが、二つに割れたらしい。

同博物館は「習志野隕石」と命名し、国際隕石学会に登録申請する予定だ。

同博物館によると、隕石が落下したのは習志野市のマンション。夜中に大きな音がし、朝になって住民が調べると共用廊下で破片1個が見つかった。ニュースを聞いて隕石ではないかと思い保管。廊下の手すりに隕石が当たったとみられる傷があり、さらに調べると中庭で2個目の破片が見つかった。

「習志野隕石」の2個の破片。きれいに合う断面がある(国立科学博物館提供)

「習志野隕石」の2個の破片。きれいに合う断面がある(国立科学博物館提供)

同博物館に調査依頼があり、分析すると宇宙線が衝突してできたアルミニウムやナトリウム、マンガンなどの同位体を検出。短いものは半減期が数日のため、最近落下した隕石であることが確認できた。

隕石の落下は2018年、愛知県小牧市の民家に落ちた「小牧隕石」以来。習志野隕石が登録されれば国内53番目となる。〔共同〕

Let's block ads! (Why?)



2020-07-13 07:30:14Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1hNWk82MTQ0Mzk5MFQxMEMyMEE3Q1I4MDAwL9IBAA?oc=5

No comments:

Post a Comment