
熊本県を流れる「球磨川」の氾濫について、河川氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授は、川幅が急激に狭くなる地形的な要因などが重なって、氾濫につながった可能性があると指摘しています。
二瓶教授によりますと、球磨川で氾濫が発生した球磨村の「渡」という地区では川幅が急に狭くなっていて、大雨で大量の水が流れ込むと水位が上がりやすく、氾濫が起きやすい地形だということです。
さらに、その上流では別の川との合流部があり、二瓶教授は「その水も加わりながら幅の狭い領域に流れ込んだため急激に水位が上がって氾濫が発生したのではないか」と分析しています。
また、広範囲で浸水が発生した人吉市については「盆地となっていていったん川が氾濫すると、広範囲に浸水が及ぶのが特徴だ。過去にも繰り返し水害が起きている場所で、今回も比較的広い範囲に浸水が及んでいると考えられる」と話していました。
2020-07-04 06:29:40Z
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