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安倍晋三首相は28日午後5時から首相官邸で記者会見した。持病である潰瘍性大腸炎が8月上旬に再発し、職務の継続が困難になったとして辞任する意向を表明した。「病気と治療を抱えて政治判断を誤ることがあってはならない」と述べた。「職を辞することに国民に心からお詫びする」と陳謝した。
首相は記者会見に先立ち自民、公明両党の幹部に辞意を伝えた。新総裁が決まり次第、内閣総辞職する。後継を決める総裁選は9月にも実施される見通しだ。
首相は自民党本部で開いた臨時役員会で「潰瘍性大腸炎が再発し、新しい治療に取り組んでいた。一定期間治療を続ける必要があり、悪化するリスクもあるので辞任の決断をした」と報告した。世耕弘成参院幹事長が記者団に明らかにした。
首相の後継を選ぶ党総裁選の時期や形式は二階俊博幹事長に一任した。速やかに検討して総務会で決めるという。
首相は役員会後、首相官邸に戻った。記者団からの「辞任の意向について事実関係は」との質問に無言で答えなかった。
首相は潰瘍性大腸炎の持病がある。第1次政権で健康状態の悪化を理由に突如、退陣し「政権投げ出し」などと批判された。今回は新型コロナウイルスの対応にあたるさなかでの辞任となった。
新型コロナの対応で執務が続き、今夏は例年訪れていた山梨県鳴沢村の別荘で静養をとらなかった。最近は周囲に疲れを訴えていた。報道陣の前で壁に手をついたほか歩行が不自然な場面もあった。
8月17、24日両日に都内の病院で検診を受けた。24日の受診後、記者団に「体調管理に万全を期し、これからまた仕事を頑張りたい」と述べていた。
2012年12月に旧民主党から政権を取り戻して第2次政権を発足した。官邸主導の体制を敷き、第1次政権を合わせた通算在任日数は桂太郎氏を超えて最長を記録した。連続在任日数でも24日に2799日に達し、佐藤栄作氏を抜いて歴代トップとなった。
2020-08-28 07:24:41Z
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