トランプ大統領元側近のバノン氏(2019年3月、ワシントン)=ロイター
【ワシントン=中村亮】米ニューヨーク州南部地区の連邦検察は20日、トランプ大統領の元側近スティーブン・バノン容疑者を起訴した。検察はバノン容疑者がトランプ氏の公約実現を目的に集めた資金で不正に利益をあげていたと主張し、詐欺や資金洗浄を罪状にあげた。
バノン容疑者は20日、逮捕された。同容疑者はメキシコとの国境沿いの壁建設を支援するためにクラウドファンディングで資金集めをした。この取り組みから報酬を得ていないとしていたが、実際にはペーパーカンパニーや非営利団体を通じて報酬を受け取っていた。米メディアによると、同氏は無罪を主張したという。
バノン容疑者は2016年の大統領選でトランプ陣営幹部を務め、首席戦略官・上級顧問として政権入りした。対中国強硬派として知られる。トランプ氏は17年に同容疑者を解任している。
容疑の舞台となった壁建設はトランプ氏が最も重視する政策の一つだ。大統領は20日、バノン容疑者のプロジェクトについて「何も知らない。(壁は)政府がつくるもので、個人がつくるものではない」と語り、関係がないことを強調した。
2020-08-20 14:42:09Z
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