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原因は、日本の南を中心とした海域の海面水温が、過去最高を記録しているほど「暖かい海」を進んでくる予想だからです。一般的に、台風が発達するのは、海面水温が27℃以上と言われていますが、日本の南の海は海面水温が30℃くらいなので、「暖かい海」から、水蒸気のエネルギーを沢山補給することによって、急発達すると予想されています。
このため、台風10号は、5日には、一番上のレベルの「猛烈な」勢力に発達して、6日にかけて沖縄地方に近づくでしょう。
そして、もう1つの特徴は、あまり勢力が衰えることなく、九州に近づくことです。
九州に近づくタイミングは、昨日までの予想よりも遅くなりましたが、油断はできません。6日から7日にかけて、奄美地方から九州に接近または上陸する予想ですが、6日の段階でも、中心気圧は915ヘクトパスカルと予想されていて、これは「特別警報級」です。このため、台風が近づく所では、記録的な暴風や高波、高潮、大雨の恐れがあります。
2020-09-03 05:07:13Z
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