台風10号は7日、九州を暴風域に巻き込みながら西海上を北上し、対馬海峡を通過した。各地で被害が相次ぎ、鹿児島県と佐賀県で計2人が死亡したほか、宮崎県では土砂崩れで4人と連絡が取れていない。読売新聞の午後6時時点のまとめでは、九州7県を含む15県で計91人が重軽傷を負った。九州・山口では最大約65万戸が停電した。
鹿児島県阿久根市の70歳代の女性は6日午前、知人宅に歩いて避難中に転倒し、側溝に転落して頭を強く打って死亡した。佐賀県鹿島市では同日夕、50歳代の男性が自宅2階の窓を補強中に落下し、死亡した。
宮崎県
一方、鹿児島県南種子町の民家では、近くに住む河野京子さん(94)が死亡し、60歳代の夫婦が病院に搬送された。発電機があり、ガソリンのような臭いがしたことから、県警は一酸化炭素中毒の可能性があるとみている。河野さんはこの民家に避難していたといい、県は台風と死亡の関連を調べる。
九州・山口・沖縄の9県で最大計約180万人に避難指示が発令され、一時、約20万人が避難所に身を寄せた。7日午後6時現在、鹿児島、宮崎など4県で約1500人が避難している。
台風10号は7日午後、中国大陸に向かって北上した。8日午前には温帯低気圧に変わる見込みだ。
2020-09-07 14:00:36Z
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