2020年10月27日11時29分
【ワシントン時事】米上院(定数100)は26日、連邦最高裁判事に保守派のエイミー・バレット高裁判事(48)を充てる人事案を採決し、賛成52、反対48の賛成多数で最終承認した。バレット氏は同日、宣誓し正式に就任。トランプ大統領が指名した3人目の最高裁判事となった。
保守判事候補、中立性アピール 政権の「手先」にならず―米最高裁
バレット氏の就任で、定数9の最高裁判事のうち6人を保守派が占める構成となった。大統領選を約1週間後に控えたトランプ氏は、人工妊娠中絶や銃規制に否定的なバレット氏の就任を、保守層へのアピール材料としたい考えだ。
上院の本会議採決で共和党は、反対に回った1人を除いて全員が賛成。民主党と無所属は全員が反対し、党派による差が鮮明に出た。
トランプ氏は26日夜、ホワイトハウスの庭で宣誓式典を開催。「バレット判事の深い見識と見事なバランス感覚は、世界的に知られている」と持ち上げた。バレット氏は「判事は大統領と議会だけでなく、個人的信条からも独立している」と述べ、公正な審理に努める決意を表明した。
2020-10-27 02:29:00Z
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