広島県は2月7日まで延長した新型コロナウイルスの集中対策の一環で、広島市の4区(中区、東区、南区、西区)の住民や就業者を対象に無料のPCR検査を実施する方針だ。対象者は最大で80万人程度になりそうで、県は具体的な実施方法や時期をつめている。無症状の感染者を早期に発見することで、市中感染の拡大を封じ込める狙いだ。
【関連記事】
広島市は感染状況が高止まりしており、国から「緊急事態宣言に準じる地域」として近く指定を受ける見通し。人が密集しており、特に感染者が多い市内4区で集中的に検査を実施することで感染拡大を未然に防ぐ。湯崎英彦知事は「検査は強制ではなく任意だが、積極的に受けてほしい」としている。
広島県は県内5カ所にPCRセンターを設置している。医療関係者や飲食店の従業員など、これまでは対象者を限定して唾液による検査を手掛けてきた。広島市内には2カ所のセンターがあり、市民向け検査でも活用することを模索している。
検査で見つかるのは軽症や無症状の感染者が中心となりそうだ。県の担当者は「宿泊療養施設の確保とともに検査を進める。区ごとに日にちを決めるなど、受け入れや搬送体制とセットで進めていく」と話す。
2021-01-15 01:56:54Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haUU9KQjE1MUdEMFYxMEMyMUExMDAwMDAwL9IBAA?oc=5
No comments:
Post a Comment