政府は７日に開く諮問委員会に緊急事態宣言の内容などを示した「基本的対処方針」を提出します。その案では、緊急事態宣言を出す際には感染や医療のひっ迫の状況などが最も厳しい「ステージ４」相当の対策が必要な地域であることなどを踏まえて、総理大臣が専門家の意見を聞いて総合的に判断するとしています。また、宣言を解除する際には、感染や医療ひっ迫の状況が「ステージ３」相当になっているかなどを踏まえて、総合的に判断するとしています。
そして、具体的な対策の考え方として、不要不急の外出や移動自粛要請、特に、午後８時以降の外出自粛を徹底することや、イベントの開催にあたって人数制限などを設定すること、テレワークの実施で出社率を７割削減するなどの接触機会の低減を掲げています。
また、飲食店などの営業時間を午後８時までに短縮し、酒の提供は午後７時までにするよう要請するとしていて、正当な理由がないにもかかわらず要請に応じない場合には店名を公表するとしています。また、政府が、要請に応じた飲食店に協力金を支払う自治体を支援することも盛り込まれています。
一方、学校については一律に臨時休校を求めるのではなく、部活などの感染防止策の徹底を要請し、大学入学共通テストや高校入試などを予定どおり実施するとしています。
こうした案は７日の政府の諮問委員会で議論されたあと、宣言の期間や対象地域も含めて政府の対策本部で正式に決める予定です。
2021-01-06 15:37:27Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNmh0dHBzOi8vbmV3cy50YnMuY28uanAvbmV3c2V5ZS90YnNfbmV3c2V5ZTQxNjc4OTUuaHRtbNIBAA?oc=5
No comments:
Post a Comment