高気圧に覆われた県内は29日、30の観測地点のうち28地点で最高気温が今年最高を記録した。最も高かったのは6月中旬並みの上田26・3度だった。長野市信州新町25・8度、飯田市南信濃25・3度、安曇野市穂高25・0度で、県内4地点で夏日となった。
長野の最高気温は23・9度と5月下旬並み。長野市箱清水の長野地方気象台は29日、敷地内のソメイヨシノの標本木が開花したと発表した。1953(昭和28)年の統計開始以来、これまでの記録を4日更新し、最も早い開花となった。前年より4日早く、平年より15日早かった。
職員が午後1時ごろ、5、6輪の開花を確認した。昨年末に桜の花芽が目覚める「休眠打破」のための冷え込みがあり、1月中旬以降は気温が平年より高く推移したことが影響した。標本木の撮影に訪れた市内の山上正視さん(84)は「3月中に開花するとは。年々早くなっている気がする」と驚いていた。
この日の最高気温は軽井沢も上がり、21・6度と6月下旬並み。上田や長野市信州新町の他、上田市菅平18・1度など6地点は3月としての最高気温の記録を更新した。
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