大阪府は13日、新型コロナウイルスの新たな感染者を1099人確認したと発表した。1000人を上回ったのは初めて。同府は緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」が5日に適用されたが、吉村洋文知事は2週間が経過する19日ごろの感染動向をみて、政府に緊急事態宣言を要請するかどうか判断する方針を示している。
感染者が増加傾向にある愛知県の大村秀章知事も13日、まん延防止措置の適用を国に要請すると表明した。同日の新規感染者が510人だった東京都の小池百合子知事は大阪の現状にふれ「東京もこのままの行動が続けば、2週間後どころか、今週にも(新規感染者数の)ケタが変わるのではないか」と危機感を示した。
大阪府の1日あたりの新規感染者数は、東京都を15日連続で上回った。吉村氏は13日、府庁内で記者団に「感染状況は厳しい。不要不急の外出自粛の徹底をお願いしたい」と述べた。隣接する兵庫県も13日の新規感染者は過去最多の391人となっている。
同府内では感染拡大に歯止めがかかっておらず、重症者向けの病床も逼迫している。府内の新型コロナの重症者は12日時点で218人。確保病床(224床)に対する使用率は9割を超えている。府は中等症用病床を重症者向けに転用する取り組みを進めているほか、一部の病院に対し、一般診療を制限してコロナ患者を優先して受け入れるよう緊急要請した。
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2021-04-13 04:05:07Z
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