
千葉県松戸市の市立小3年だったベトナム国籍の女児(当時9歳)が2017年3月に殺害された事件で、東京高検は6日、殺人やわいせつ略取誘拐罪などに問われた同じ小学校の元保護者会長・渋谷
1審・千葉地裁の裁判員裁判と2審・東京高裁の判決によると、渋谷被告は17年3月24日、登校中のレェ・ティ・ニャット・リンさんをわいせつ目的で軽自動車に連れ込み、手足を拘束するなどした後に車内で殺害。遺体を同県我孫子市の排水路脇に遺棄した。
検察側は「殺害に計画性があった」として死刑を求めたが、1、2審判決は計画性を否定した上で、「極刑がやむを得ない事件とはいえない」と判断した。最高裁への上告は本来、憲法違反や判例違反などがある場合に限られており、同高検の久木元伸・次席検事は上告期限の6日、「適法な上告理由が見いだせなかった」とのコメントを出した。
検察側の上告断念について、リンさんの父親のハオさん(38)は読売新聞の取材に「絶望感で何も言葉が出てこない」と力なく語った。
2021-04-06 10:48:00Z
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