新型コロナウイルスの影響で、ストレスを最も感じているのは山形県――。そんな調査結果を、化粧品大手「ファンケル」(横浜市)が発表した。専門家は「まじめで辛抱強い気質が、ストレスをためてしまう理由の一つ」と推測している。
同社は「コロナ禍の健康意識実態調査」として、1月21~24日、47都道府県の20~60歳代の男女計4700人を対象にインターネットでアンケートを実施した。
「コロナ禍で日常生活でストレスを感じている」と回答した割合は、山形県と長崎県が75%と最も多かった。感染者数が最多の東京都は63%の34位で、最も少ないのは55%の秋田県だった。
ストレス解消法を11項目から複数選択する設問では、「睡眠を取る」「好きなものを食べる」と回答した人が全体で多かった。山形県は「家族または友人と話す」を選んだ割合が11%(全国平均19%)と低く、「趣味に没頭する」が39%(同31・9%)、「本や漫画を読む」が23%(同22・1%)と高かった。個人でストレスを解消する傾向があり、全国の県民性に関する著書がある「ナンバーワン戦略研究所」(東京)の矢野新一所長は「山形県民は内向的でひたむきな人が多い。県民性に合ったストレス解消法で、健康管理を実施することが必要」と指摘している。
からの記事と詳細 ( まじめで辛抱強い県民性が原因か…コロナで最もストレスを感じている県、ファンケルが調査 - 読売新聞 )
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