『MLB.com』が大谷翔平のスプリットを「最も打てない投球として特集している。
同サイトは現地4月28日付で「野球で最も打てない投球が帰ってきた」と題した記事を投稿。その冒頭で、「野球で最も打てない投球が帰ってきたばかりか、恐らく今まで以上に打てなくなっている」と前置きし、「これはショウヘイ・オオタニのスプリットについて言っているのである」とした。
その上で、「2018年に打者が55回中、2回しか打てず、35回三振したのを覚えているだろうか?」と、デビューイヤーの大谷のスプリットについて振り返りつつ、「2021年に何が起こっているのか見てみるべきだ」と伝えた。
記事によると、今季大谷は相手打者の打席の最後にスプリットを20回投げており、このスプリットに対し、打者は19打数無安打と全く攻略できておらず、18三振を喫しているとのこと。
また、大谷がスプリットで三振を獲り逃したのは1回のみで、唯一、大谷のスプリットをバットに当ててインプレーにしたレウリー・ガルシアは内野ゴロで打ち取っており、記事では、「打者がオオタニのスプリットに対する打席の90%で三振している」していることに対し、「これはクレイジーだ」と表現した。
記事では、2021年の球種別奪三振率(打席最終球として20回以上投球が条件)ランキングを紹介しており、トップ5は次の通りとなっている。
1位 大谷翔平(エンジェルス)のスプリット: 90%(18/20) 2位 ダスティン・メイ(ドジャース)のカーブ: 67%(14/21) 3位 クリスティアン・ハビエル(アストロズ)のスライダー: 65%(13/20) 4位 タイラー・グラスナウ(レイズ)のカーブ: 64%(21/33) 5位 ジェームズ・カリンチャック(インディアンス)の4シーム: 62%(16/26)
ランキングを見ても分かる通り、2位以下は何れも60%台となっており、如何に大谷のスプリットが「打てない球」として傑出しているかが分かる。ちなみに、記事によると、今季打席の最後に大谷のスプリットで打ち取られずに出塁したのは、四球を選んだホワイトソックスのホセ・アブレイユのみ。
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