先月の近畿地方は、高気圧に覆われて晴れた日が多かったうえ南寄りの暖かい空気が流れ込みやすかったため、1か月の平均気温は平年を3度上回って統計を取り始めてから最も高くなりました。
大阪管区気象台によりますと、先月の近畿地方は高気圧に覆われて晴れた日が多かったほか、偏西風が北寄りを流れて寒気の影響を受けにくく、南から暖かい空気が入りやすくなりました。
先月29日には、和歌山県の古座川町と田辺市で日中の最高気温が25度以上に達し、夏日となりました。
1か月の平均気温は、▼和歌山市で12.4度、▼神戸市で12.3度、▼大阪市で12.2度、▼京都市で11.6度、▼奈良市で11度ちょうど、▼滋賀県彦根市で9.8度と平年を2.8度から3.4度上回り、いずれも統計を取り始めてから最も高くなりました。
近畿地方全体でも、平年を3度上回って1946年の統計開始以来1位の記録です。
この暖かさで、各地でサクラの開花も早まり、京都市と大阪市、彦根市で統計を取り始めて以降、最も早くなりました。
気象台によりますと、今月も高気圧に覆われて晴れる日が多く、月の前半を中心に平年より気温が高くなる見込みだということです。
からの記事と詳細 ( 近畿 3月の平均気温が最も高くなる 統計開始以来の記録|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/3sLCR6z
No comments:
Post a Comment