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Monday, April 12, 2021

日本で最も人気のあるSUPER GTレースで勃発した「au vs. NTT Com」の戦い - ケータイ Watch

激しいバトルの続いたau vs. NTT Com

 4月11日、その初戦となる第1戦岡山の決勝レースが岡山国際サーキットで行なわれた。予選で上位となったのは、14号車 ENEOS X PRIME GR Supra。36号車 au TOM'S GR Supraは予選3位からのスタートとなっていた。決勝レースでは、どちらもトップを走る37号車 KeePer TOM'S GR Supraを追いかける展開だが、33周目にGT300車両がスピンしてコースにストップ。各車が一斉にドライバー交代のためにピットインする事態に。その混乱のさなか、37号車がピットイン作業に手間取り14号車 ENEOS X PRIME GR Supraがトップでピットアウト。36号車 au TOM'S GR Supraが2位で続き、直接対決の幕が開けた。

 レースは40周目にリスタートし、14号車 ENEOS X PRIME GR Supraと36号車 au TOM'S GR Supraのバトルが始まった。14号車 ENEOS X PRIME GR Supraのリアウィング翼端板にはNTT Comのロゴが入っており、まさにNTT Comをauが追いかける展開。36号車 au TOM'S GR Supraをドライブする坪井翔選手のペースがよく、なんども14号車に並びかけるものの、抜くまでには至らない。

NTT Comの14号車と、auの36号車の激しいバトルが続く
14号車を追う36号車

 75周目のヘアピンコーナーで坪井選手はアウト側からブレーキを遅らせて抜きにかかるが、レース終盤のためタイヤが耐えきれずコースアウト。坪井選手はコースに戻ることができたものの14号車との差が8秒以上開き、82周のゴールを迎えた。

 初戦はNTT Comがサポートする14号車が勝利したものの、23ポイントを獲得。一方2位となったauの36号車は15ポイントを獲得。第6戦まではポイント×2kgのサクセスウェイトを課せられるので、5月3日~4日に開催される第2戦富士ではNTT Comの14号車が46kg、auの36号車が30kg重くなる。しかも、第2戦富士は500kmの長丁場なので、重さは戦いの厳しさへとつながっていく。

第1戦はNTT Comの14号車が優勝
14号車をドライブする山下健太選手(左)と、大嶋和也選手(右)
36号車をドライブする坪井翔選手(左)と関口雄飛選手(右)

 これまでSUPER GTへのキャリア参戦といえばauが代表だったが、NTT Comの参戦により、違った目で戦いを見ることができる。シーズンを通しての戦いを楽しみにしてほしい。

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