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Saturday, May 22, 2021

アップルCEO、課金システムの正当性主張「最も効率的な方法」…アプリストア訴訟 - 読売新聞

 【ニューヨーク=小林泰明】スマートフォンなどでアプリを入手する「アプリストア」を巡って米アップルとゲーム開発会社が争う裁判で、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が21日、証言に臨んだ。ゲーム会社側が反トラスト法(独占禁止法)違反だとするアップルの課金システムについて、そうした仕組みがないと不正行為の危険性が大幅に高まるなどとし、正当性を主張した。

 アップルと争うのは、人気ゲーム「フォートナイト」を開発した米エピックゲームズ。クック氏は、アプリ開発者に利用を課している自社の課金システムは「最も効率的な方法だ」と強調。アプリ開発者から高額だと批判されている手数料についても「手数料を市場(水準)以上に設定していたら、開発者は我々のためにアプリを開発してくれない」と、適正だとの見方を示した。

 スマートフォンなどの分野で激しい競争にさらされているなどとも述べ、アップルが独占的な立場にあるとのエピック側の主張に反論した。一方で、裁判官が「アップルはゲーム開発者らから利益を得ているだけではないか」「(課金の分野で)競争がない」などと追及する場面もあった。

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