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５月３１日に期限を迎える緊急事態宣言について、大阪府は５月２５日午後に対策本部会議を開き、再延長を国に要請することを正式に決定する方針です。 大阪府では５月２４日、新たに２１６人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、２日連続で３００人以下となりました。しかし、確保している重症病床の使用率は８３％で、重症患者のうち２９人は軽症・中等症病院で治療を続けるなど、医療体制は依然としてひっ迫した状況です。 このため、大阪府は５月３１日に期限を迎える緊急事態宣言について、再延長を国に要請する方針を固めたということです。大阪市内で街の人に話を聞きました。 （街の人） 「（緊急事態宣言を）解除して、また増えたら結局同じことだし、医療体制も緊迫しているので、もう少し頑張ったらいいかなと思っています」 ２５日午後２時から開かれる対策本部会議で正式に決定しますが、百貨店などへの休業要請を緩和するかどうかは今週中に再度対策本部会議を開き、検討するとしています。 また、兵庫県も医療体制がひっ迫しているなどとして緊急事態宣言の延長を国に要請する方針を固めて、今週半ばにも対策本部会議を開き正式に決定するということです。神戸市内で街の人に話を聞きました。 （街の人） 「接客業なのですごく影響を受ける。やるなら長めにしっかりしてもらって」 京都府も近く対策本部会議を開き、宣言の延長を国に要請するかどうかを決める方針です。
2021-05-25 03:13:00Z
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