比較サイト「クレジットカード比較plus」を運営する東晶貿易(東京都港区)は、ゴールドカード所持率に関する調査を行った。ゴールドカード(プラチナカード・ブラックカード含む)を所持している人の年収で最も多いのは、0万円〜100万円で全体の15.4%だと分かった。
主婦(主夫)層が多く入っていることが理由で、配偶者に収入があれば自身に収入がなくともゴールドカードを持つことが可能なようだ。次いで400万〜500万円が14.0%、200万〜300万円が11.3%となった。比較的収入が低い層でもゴールドカードを所持している割合は高かった。ゴールドカード所持者の年収が偏っていないことからも、年収にかかわらずゴールドカードが利用されていることが分かる。
ゴールドカードを持つ理由で最も多かったのは、ポイント還元率が高いから(58.1%)、次いで特典の内容が良くなるから(34.0%)、空港ラウンジを利用できるから(30.0%)の順。実利を考えてゴールドカードを所持している人が多いことがうかがえる。
実際にゴールドカードを持っている人は全体の25.7%で、4人に1人が持つ計算だ。
最近は、dカードゴールドやau PAY ゴールドカードなどポイント還元率が通常よりも高いカードや、三菱UFJカードゴールドやJCB GOLD EXTAGEのように年会費が数千円の割安なカードも出てきている。以前に比べ、ゴールドカードの選択肢が広がった今、ゴールドカードを選ぶ人が増えるかもしれない。
今回の調査は、20歳以上59歳未満の男女を対象に、インターネット上で行った。期間は2021年3月26日〜4月2日、有効回答数は1921人。
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