静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流で、県や市は4日朝、3日に救助された10人とは別に4日現在で約20人が安否不明になっていると明らかにした。土石流の被害を受けた建物は少なくとも約130棟と推計されるという。
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県警や消防、自衛隊は4日朝から不明者の捜索を再開したが、午前9時50分ごろ、雨のためいったん中止した。県によると、救助活動は1千人態勢。
市は午前7時から災害対策本部会議を開いた。斉藤栄市長は「72時間が人命救助の一番大事な時間となる。情報収集などに全力をあげてほしい」と述べた。市は今後、建物被害についてドローン(小型無人機)を使って確認を進める。
土石流は3日午前10時半ごろに発生。複数回起きて多数の家屋が流され、伊豆山港で女性2人が心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。市によると、3日夜までに男性6人、女性4人の計10人が救助され、うち1人が負傷した。
市によると、4日朝の時点で387人が市内の小中学校や公民館などに避難している。伊豆山小学校に避難していた90人は地域が断水、停電しているためホテルに移動した。
JR東海によると、大雨の影響で運転を見合わせていた東海道新幹線は小田原―熱海間で線路構造物の点検を行い、運転に支障がないことを確認し4日の始発から全線で再開している。
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2021-07-04 00:30:48Z
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