『医師・歯科医師・薬剤師統計 東京都集計結果報告』(平成30年)より、東京都の医師の現状について見ていきます。
新型コロナ感染拡大続く「東京都」医療業界の現状は
連日数千人もの新型コロナウイルス感染者が報告される東京都。渋谷ではワクチン接種会場に長蛇の列ができるなど、東京都の医療体制について、報道を見ない日はありません。 病院のたらい回し、という凄惨な状態も続いていますが、東京都に医療従事者の方は実際どれほどいるのでしょうか。東京都『医師・歯科医師・薬剤師統計 東京都集計結果報告』(平成30年)より、「医師の数」について見ていきます。 ■東京都の「医師数」4万人超え 東京都の届出「医師数」は45,392人で、前回の調査に比べ1,256人、2.8%増加しています。人口10万人あたりの医師数は328.4人で、前回調査から4.4人増加しました。 医師数を主に従事している施設の種別に見ると、「医療施設の従事者」が42,497人(全体の93.6%)と最も多くなっています。同じく主に従事している業務の種別に見ると、「病院(医育機関附属の病院を除く。)の勤務者」14,881人(同32.8%)と最も多く、次いで「医育機関附属の病院の勤務者」が12,508人(同27.6%)、「診療所の開設者又は法人の代表者」が9,081人(同20.0%)となっています。 東京都には一般診療所が計12,069、病院が633存在しています(2020年11月現在、地域医療情報システムより)。病院で最も病床数が多いのは東京大学医学部附属病院で、総数1,264。次いで、東京女子医科大学病院、杏林大学医学部付属病院と続きます。 病床数が最も多い東大病院は先月26日、医療機関向けに、新型コロナウイルス感染症の重症度をAIによって予測するシステムを開発したことを発表しました。本システム、なんと無償提供。「効率的に限られた医療資源を有効活用することに貢献します」とは、東大病院のHPに記された文言です。 なお医師数が最も多いのは「新宿区」で4,465人です。次いで「文京区」が4,412人、「港区」が2,769人となっています。
からの記事と詳細 ( 東京都で「最も医師が多い」のは何区?ひっ迫する現場のリアル(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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