ゴールドグラブのファイナリスト(最終候補)には、54人が挙がっている。各リーグとも1ポジションにつき3人なので、3人×9ポジション×2リーグ=54人だ。
チームごとの人数は以下のとおり(チームの並びは地区順位)。2チームでプレーした選手は、0.5人ずつとした。例えば、テキサス・レンジャーズとニューヨーク・ヤンキースの0.5人は、どちらも、ア・リーグのライトでファイナリストになっているジョーイ・ギャロだ。
最多は、6人のセントルイス・カーディナルス。捕手のヤディアー・モリーナ、一塁手のポール・ゴールドシュミット、二塁手のトミー・エドマン、三塁手のノーラン・アレナード、レフトのタイラー・オニール、センターのハリソン・ベイダーだ。ア・リーグでは、5.5人のヒューストン・アストロズが最も多い。投手のザック・グレインキー、捕手のマーティン・マルドナード、一塁手のユリ・グリエル、遊撃手のカルロス・コレイア、センターのマイルズ・ストロウ、ライトのカイル・タッカーだ。6人のうち、ストロウは7月30日にクリーブランド・インディアンズへ移籍した。
ワールドシリーズでアストロズと対戦しているアトランタ・ブレーブスも、ファイナリストは3.5人いて、カーディナルスとアストロズ、カンザスシティ・ロイヤルズ(4人)に次ぐ。こちらは、投手のマックス・フリード、一塁手のフレディ・フリーマン、二塁手のオジー・オールビースと、7月30日にマイアミ・マーリンズから移ってきた――あるいは、半シーズンぶりにブレーブスへ戻ってきた――ライトのアダム・デュボールだ。
一方、ワシントン・ナショナルズ、シンシナティ・レッズ、ボルティモア・オリオールズ、デトロイト・タイガースの4チームは、ファイナリストが一人もいない。
54人中、前年の受賞者は7人。アレナードは、今年も受賞すると、メジャーデビューから9年連続となる。前年までは、コロラド・ロッキーズで三塁を守っていた。今年、ナ・リーグの三塁手部門でファイナリストに挙がっている他の2人は、サンディエゴ・パドレスのマニー・マチャドとロッキーズのライアン・ミックマンだ。
ア・リーグの2ポジションは、どの選手がゴールドグラブを手にしても初受賞となる。二塁手のファイナリストは、ロサンゼルス・エンジェルスのデビッド・フレッチャー、ロイヤルズのウィット・メリフィールド、トロント・ブルージェイズのマーカス・シミエン。レフトは、タンパベイ・レイズのランディ・アロザレイナ、ロイヤルズのアンドルー・ベニンテンディ、ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.だ。
シミエンは、前年まで守っていた遊撃でも、ゴールドグラバーにはなっていない。グリエル兄弟は、昨年も揃ってファイナリストに名を連ねた。弟と同じく、兄もゴールドグラブを受賞したことはない。昨年のファイナリストについては「前田健太や秋山翔吾とともに、グリエル兄弟もゴールドグラブのファイナリストに」で書いた。
今年の受賞者は、11月7日に発表される。
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