
マーケティングリサーチのMMDLabo(東京都港区)が運営するMMD研究所は、スマートフォンを所有する15~69歳の男女を対象に「2021年スマホ依存と歩きスマホに関する定点調査」を実施した。調査から、40代女性が最もスマホに依存している割合が高いことが分かった。 【画像】スマホ依存度が高い層は? 「かなり依存している」と答えた人が17.6%、「やや依存している」が54.7%で7割超えが「依存している」と回答。「かなり依存している」は、20年の調査と比べ0.3ポイント増だった。 性年代別では、「かなり依存している」と「やや依存している」の合計が最も高かったのは40代女性(83.0%)だった。「かなり依存している」の割合が高かったのは、女性10代(29.8%)。最も依存度が低かったのは女性50代(34.8%)という結果に。 次に、スマホ依存に当てはまるものは何かの問いで、最も多かったのは「ちょっとした待ち時間にスマホをいじる」で60.0%となった。次いで「寝るとき、スマホを枕元に置いて寝る」が56.0%、「情報収集源のほとんどがスマホ」が44.4%と続いた。
紛失して困るものは「財布」と「スマートフォン」どっち?
紛失して困るのは「財布」と「スマートフォン」のどちらか尋ねた。結果、「財布」が54.5%、「スマートフォン」が45.5%となった。20年の調査と比べると「スマートフォン」と答えた人が3.4ポイント増加した。 「スマートフォン」と答えた人は20代が57.4%で最多、次いで10代が54.3%、30代が43.6%という結果に。20年の調査と比べると、20代が13.8ポイント、30代が8.5ポイント、60代が5.6ポイント増加した。 スマートフォンを紛失して困る理由を聞いたところ、1位は「個人情報が入っているから」で67.2%。次いで「連絡が取れなくなるから」が51.6%、「ネットが使えなくなるから」が34.0%となった。
歩きスマホの危険認識について聞いた
歩きスマホをどう思うかの問いに、「危ないと思う」と答えた人は69.6%、「やや危ないと思う」が23.8%と、合わせて93.4%が危ないと答えた。「危ないと思う」と「やや危ないと思う」と回答した人の割合は、20年の調査と比較すると0.2ポイント減少した。 次に、歩きスマホをしている人が原因でぶつかった、または怪我をした経験があるか聞いたところ、11.0%が「経験がある」と回答した。 歩きスマホをしたことがある人を対象に、何にぶつかった、または怪我をした経験があるか尋ねた。最も多かったのは「物にぶつかった」で16.6%、次いで「人にぶつかった」が8.4%、「転んだ」が3.9%だった。 歩きスマホの規制の必要性を聞いたところ、「必要があると思う」と答えた人は73.0%で、20年の調査と比べると0.4ポイント減少した。 規制が必要と答えた人に、必要だと思う規制内容について尋ねた。最も多かったのは「規制する法律があったらいい(道路交通法など)」が58.6%、次いで「罰金があった方がいい」が45.3%、「警察から注意をした方がいい」が35.8%だった。 今回の調査は、スマートフォンを所有する15~69歳の男女を対象にインターネットで実施した。実施日は21年10月5日、有効回答数は563人。
ITmedia ビジネスオンライン
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