ある水系において最も大きい川のことを幹川、そして幹川の水源から河口までの長さを幹川流路延長と言います。日本は山が多く、そこから流れる川も多いですが、幹川流路延長が短いのはどの川なのでしょうか? 【画像:ランキング20位~1位を見る】 ということで、本記事では一級河川の中で幹川流路延長が短い日本の川を紹介していきます。ちなみに、日本で一番長い信濃川は367kmとなっています。 ※本ランキングは一級水系のみを対象としています。 (出典:国土交通省「一級河川の河川延長等調 * 水系別・指定年度別・地方整備局等別延長等調」)
●第3位:北川(30km)
第3位は北川(水系)でした。幹川流路延長は30キロメートルです。 北川は滋賀県と福井県にまたがる流域を持つ河川。滋賀県と福井県の境にある山塊「三十三間山」を水源として、最後は福井県の小浜湾に注ぎます。また、近畿地方整備局管内の一級河川水質ランキングでは、40年近く不動の1位を維持していることでも有名な河川です。
●第1位:本明川(28km)
第1位同率で2つの河川がランクイン。最初に紹介するのは本明川(水系)。幹川流路延長は28キロメートルです。 五家原岳南西斜面を水源とし諫早湾(有明海)に注ぐ本明川は、長崎県内唯一の一級河川。長崎県諫早市・雲仙市を流域とし、諫早市街中心部を流れることから、諫早市民にとって馴染みが深い存在です。
●第1位:菊川(28km)
本明川と同率で第1位となったのは菊川(水系)でした。幹川流路延長は28キロメートルです。 菊川は静岡県掛川市・島田市にある標高532メートルの粟ヶ岳を水源とする河川です。同県菊川市を南北に切り裂くように南へと流れ、最後は遠州灘に注ぐ同河川の流域は、茶園としての活用が盛んとなっています。
ねとらぼ調査隊
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