岸田首相は5日、自らが兼務している外相について、林芳正・元文部科学相(60)を起用する意向を固め、与党幹部に伝えた。10日の第2次岸田内閣の発足に合わせて任命する。首相は、外相を務めていた茂木敏充氏が自民党幹事長に就任した4日から外相を兼務している。
林氏は、米ハーバード大大学院を卒業後、1995年の参院選で初当選し、5回の当選を重ねた。防衛相や農相、文部科学相などを歴任した。
今年8月に参院議員を辞職後、10月の衆院選に山口3区からくら替え出馬し、初当選した。首相が率いる岸田派では、ナンバー2の座長を務めている。2012年の自民党総裁選に出馬した経験がある。
中国は尖閣諸島(沖縄県)周辺海域で海警船による挑発行為をエスカレートさせており、北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験などを繰り返している。ロシア、韓国などとも外交課題は山積している。
米国とは、22年度以降の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を巡る交渉が近く本格化する見通しだ。首相は側近で政策通の林氏の起用で、態勢を強化する狙いがあるとみられる。
2021-11-05 20:00:29Z
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