アメリカンショートヘアといえば、手足がすらっとした体型が特徴の「猫らしい猫」です。ペット保険会社のアニコム損保による、2021年度版人気猫種ランキングでも4位になるほどの人気猫でもあります。今回はアメリカンショートヘアの飼育頭数やおすすめの飼う方法をまとめてみました。
アメリカンショートヘアの飼育頭数は?
まず、アメリカンショートヘアは実際に、日本でどれくらい飼育されているのでしょうか。 直接アメリカンショートヘアの飼育頭数を集計したデータはないのですが、一般社団法人日本ペットフード協会「令和2年 全国犬猫飼育実態調査」のデータを使って概算することは可能です。 まず、2020年の猫の飼育頭数は日本全体で「964万4000頭」でした。こちらに、同調査のアンケート調査から得られた「アメリカンショートヘアの飼育率」を掛け合わせます。 アメリカンショートヘアの飼育率は「4.8%」であることがわかっているので、下記のような計算です。 964万4千頭×4.8%= 46万2912頭 つまり、日本にはアメリカンショートヘアは約46万頭存在すると推計可能になります。
アメリカンショートヘアのブリーダーは少なめ。それはなぜ?
日本にそれなりの頭数がいると考えられるアメリカンショートヘアですが、実際にペットショップやブリーダーから飼おうとすると、探すのが難しい面もあります。 日本最大級のブリーダーサイト「みんなの子猫ブリーダー」に登録されている子猫掲載数ランキングは下記の通りです。(2021年12月12日現在) 1位:スコティッシュフォールド (349頭) 2位:マンチカン (312頭) 3位:ミヌエット (203頭) 4位:ラグドール (174頭) 5位:ノルウェージャンフォレストキャット (173頭) 6位:ベンガル (173頭) 7位:メインクーン (169頭) 8位:ブリティッシュショートヘア (106頭) 9位:サイベリアン (105頭) 10位:エキゾチックショートヘア (99頭) ----- 11位:アメリカンショートヘア (92頭) アメリカンショートヘアは11位となっており、トップ10圏外です。 ブリーダー登録数上位の猫種は、ミヌエット(一口に言うと「足が短いペルシャ猫」)・ラグドール・ノルウェージャンフォレストキャット・メインクーン・サイベリアンなど、明確に長毛種と言えるものや、マンチカンのように「長毛種も含まれうる種類」といったような、毛足が長く、ふわふわした猫が主流となっています。 アメリカンショートヘアは短毛種ですらっとしたシルエットであることから、身近な和猫とフォルムが近い品種です。ブリーダーに直接買いに行く顧客は「その種類の猫がどうしても欲しい」という人なので、野良猫などであまり存在せず、豪華なイメージもある長毛種に人気が集まる傾向があるのかもしれません。 そして、アメリカンショートヘアは「保護猫」「里親募集」で出されることが多い品種でもあるので、飼育を希望する場合は敢えてペットショップやブリーダーを当たるよりも、各種里親募集サイトで検討するのがおすすめです。 猫の殺処分数を減らすためにも、こちらの方法が望ましいでしょう。
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