髪のダメージが気になるけれど、ヘアアイロンやコテを使ったスタイリングが好きでやめられないという人は必見! 髪に不要なダメージを与えているヘアアイロンのNG行動とダメージを最小限におさえるポイントを髪の専門家がアドバイス。(フロントロウ編集部)
髪にダメージを与えるNG行動とは?
巻き髪からストレートヘア、前髪、おくれ毛まで、さまざまなヘアアレンジで活躍する便利なアイテム「ヘアアイロン」。1本持っているだけで重宝するヘアアイロンだけれど、じつは使い方によっては髪に不要なダメージを与えることがあるって知ってた?
そこで今回は、髪のダメージを悪化させる3つのNG行動とその予防策をニューヨークのヘアサロンPenny James Salonの毛髪学者ペニー・ジェイムズ氏が米Makeup.comで紹介した。
1.ヘアアイロンの温度が高すぎる
ヘアアイロンを使うときに最も気をつけたいのは「温度」。とくに温度調整機能がついていないヘアアイロンは、あっという間に160~190度くらいの高温になりやすく、これを毎日髪に当て続けると、切れ毛や枝毛の原因になったり、髪が焦げてしまったりする恐れがあるそう。
そのため、温度調整ができるヘアアイロンは160度を超えないように設定するのがおすすめ。温度調整ができないものは、温めすぎないように注意すべきだとジェイムズ氏はアドバイスする。
2.スタイリング剤をつけていない
ほかにも、ヘアアイロンの熱から髪を保護する「スタイリング剤」をつけないのも、髪のダメージを悪化させるNG行為。ジェイムズ氏は「髪のキューティクルを熱から守るためにも、事前にスタイリング剤をつけておくことは、とても重要なことです」とコメント。
また、熱から髪を保護するスタイリング剤にはカールを長持ちさせる効果もあるため、いつもよりグッときれいな仕上がりになるとも話している。
3.一度に巻く髪が多すぎる
ジェイムズ氏いわく、一度に巻く髪の量が多すぎるのもNG。髪にカールがかかりづらくなるだけでなく、ヘアアイロンを髪に当てる時間も長くなるため、即ダメージにつながってしまうという。
そのため、ヘアアイロンを使って髪をスタイリングするときは、髪を少量ずつに分け、それぞれ3~5秒ほどで外すのがベスト。ジェイムズ氏も「多少面倒でも、きちんと小分けにしてスタイリングすることが、髪のダメージを最小限におさえる最善の方法です」と語っている。
ヘアアイロンによる熱ダメージをおさえるプロのテクニック。どうしても髪のダメージが気になる場合は、傷んだ髪を補修してくれるヘアパックを週に1〜2回ほど行なうのも効果的だとジェイムズ氏は付け加えた。(フロントロウ編集部)
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