元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が２１日、読売テレビのトークバラエティー番組「今田耕司のネタバレＭＴＧ」（午前１１時５５分）に出演。山口県阿武町が誤って振り込んだ新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金４６３０万円の一部を使用したとして、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された同町の無職田口翔容疑者について激論を交わした。
今田耕司は誤送金で入ってきた大金について「この人にしたら、なんで夢見させたん？ 諦めるに諦められへん」と気持ちを代弁。また、月亭八光も「オヤジ（月亭八方）の劇場のギャラが入ってすぐにマネジャーに言ったことがある。翌月引き落とすと言われたので、オヤジに渡した。損した気分」と実際に誤送金された体験と、その時のがっかりした気持ちを明かした。
橋下氏は、誤送金が分かった時点で町が仮差し押さえしなかったことを挙げ「仮差し押さえ手続きをやっていなかったことがミス。だからといって、１人の職員に全責任を負わすのは無理」と説明。罪になるかどうかについては、民事事件と刑事事件で今も大激論があるといい「もし、こっち（誤送金された側）の弁護士につけば、慰謝料請求になる」とした。
2022-05-21 04:15:00Z
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