2022年09月11日16時08分
ウクライナ南東部のザポロジエ原発＝１日、エネルホダル（ＥＰＡ時事）
【ロイター時事】ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは１１日、ロシアが占拠している南東部ザポロジエ原発の運転を安全上の措置として同日未明（日本時間午前）に全て停止したと明らかにした。唯一稼働していた原子炉６号機を送電線から切り離したと説明し、「原子炉冷却のための準備を続けている」と強調した。
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エネルゴアトムによると、ザポロジエ原発への送電系統はロシアの砲撃で被災したが、１０日に送電機能が回復。このため「６号機を安全な冷温停止状態にするために操業停止を決定した」と説明している。戦闘に巻き込まれる危険性は「引き続き高い」と訴えた。
ウクライナ政府は７日、原発災害の恐れがあるとして周辺の住民に退避を呼び掛けた。ゼレンスキー大統領はかねて原発一帯の非武装化を求めている。
2022-09-11 07:08:00Z
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