世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の取材を20年間を続けるジャーナリストの鈴木エイトさんが8日、自身のツイッターを更新。7日に日本外国特派員協会で行われた元2世信者小川さゆりさん(仮名)の記者会見の中止を求めるファクスを送った教団の狙いについて「会見が海外メディアで報じられることを何としてでも阻止したかったのだろう」と分析した。
ファクスは英語と日本語で、英語版には小川さんの両親の署名も書かれていた。内容は精神疾患の症状が安倍元首相の銃撃事件以降ひどくなり、小川さんの説明に虚偽の可能性があると主張、会見中止を要請したもの。
会見の途中でこの内容を知らされた小川さんは「そもそも両親は私にお金を返すから貸してと言って(献金する)200万円近くの給料を取っていった。渡さなかった時には職場まで来て、渡すまで職場から帰りませんでした。そのお金は1円も帰ってきていません。そういったことが積み重なって、私は精神を病みました。しかし、心の症状は4年前に治っています」と断言。「お金を返しもしないで自分たちが正しいと主張する人たちと自分とどちらが悪なのか、これを見てくださっている多くの方は分かってくれていると私は信じています。私が正しいと思ってくださるなら、どうかこの団体を解散させてください」と涙ながらに語った。
鈴木さんは「国連に取り合ってもらえず、海外の息の掛かった人権団体等を使って『宗教迫害』『人権侵害』『報道被害』主張を展開する統一教会」などと私見をつづった。
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2022-10-08 01:33:37Z
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