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Thursday, March 16, 2023

墜落の米無人機をロシアが一部回収、米はデータ遠隔消去…国防相会談では対話窓口の維持確認 - 読売新聞オンライン

墜落の米無人機をロシアが一部回収、米はデータ遠隔消去…国防相会談では対話窓口の維持確認 - 読売新聞オンライン

 【ワシントン=田島大志】米国のオースティン国防長官とロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は15日、黒海上空で米軍の無人機「MQ9」と露軍戦闘機が衝突したことを受けて電話で会談した。双方は対話の窓口を維持し、意思疎通を図る重要性を強調した。緊張が更に高まり、本格的な武力衝突に発展する事態を回避したい思惑とみられる。

 オースティン氏は会談後の記者会見で、「対話のラインを開いたままにし、電話でやり取りできることが重要だ。それが今後の誤算を防ぐのに役立つ」と述べた。露国防省によると、ショイグ氏もオースティン氏に「対立の激化を望んでいない」と伝え、「軍事的なチャンネルを通じて協議する重要性」を強調したという。衝突に至った経緯に関しては、米露双方が、相手に非があると主張した。

 露国防省などによると、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長と露軍制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長も15日、電話で会談した。

 一方、MQ9の残骸について、米ABCニュースは15日、米当局者の話として、露側が捜索活動を行い、一部を回収したとの見方を伝えた。残骸は約1500メートルの海底に沈んでいるとされる。

 ただミリー氏は記者会見で、残骸について「価値あるものは残っていない」と述べた。米CNNによると、米軍は墜落前に遠隔操作でMQ9が収集した機密情報を消去したという。

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2023-03-16 09:18:00Z
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