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Wednesday, May 24, 2023

共和党デサンティス氏 来年秋の米大統領選挙に立候補を表明 - nhk.or.jp

共和党デサンティス氏 来年秋の米大統領選挙に立候補を表明 - nhk.or.jp

フロリダ州のデサンティス知事(44)は2018年の知事選挙で当時、大統領だったトランプ氏の全面的な支援を受けて初当選し、その政治姿勢や主張から「ミニ・トランプ」とも言われてきました。

共和党内でデサンティス氏が人気を高めた要因の1つがリベラル派との対決姿勢を前面に打ちだし、実現してきた保守的な政策です。

新型コロナ対応では感染拡大が続いていた3年前、ほかの州で感染対策の徹底が続く中、経済回復を目指して州内の規制をいち早く解除しました。

また個人の自由を重視する立場から、学校でマスク着用義務化に反対したり、飲食店などがワクチンの接種証明を求めるのを禁止したりして注目を集めました。

デサンティス知事の多くの政策に関係するのがジェンダーや人種などをめぐる保守とリベラルの間の価値観の衝突です。

これは「文化戦争」とも呼ばれています。

このうち学校教育をめぐってはLGBTなど性的マイノリティーに関する話題を小学3年生までの授業で取り上げることを規制する州の法律を成立させました。

「学校教育がリベラル化し過ぎている」と訴える保守層の声を受けたものでした。

こうした規制に対し州内で人気テーマパークを運営する「ウォルト・ディズニー」が反対を表明すると、これまで認めてきた税制上の優遇措置を含む特区制度を廃止する法律を成立させ、報復措置とみられる対応にも踏み切りました。

さらにジェンダーや人種問題を扱う一部の本を学校図書館から禁止することも後押ししています。

移民にも厳しい姿勢を示し、法的な手続きを経ないで入国した人々を移民に寛容なリベラル色の強い州に調整なしに送り込むことで保守派にアピールしています。

保守的な政策を進めるデサンティス知事がよく口にするのが「ウォーク(Woke)」という言葉です。

これは差別や人権といった社会への問題意識を強く持つリベラル派の人々を指す言葉で、批判的に使われます。

デサンティス知事は保守的な価値観を守るために「ウォークのイデオロギーを拒否する」と述べるなど保守とリベラルの対立を強調する政治姿勢で知られています。

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2023-05-25 00:44:58Z
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