12日から本部のあるイギリス・ロンドンで始まった世界の穀物貿易の安定を目的とする国際機関、IGC=国際穀物理事会の会合では、冒頭、G7の議長国として日本の高木外務政務官があいさつし「ロシアによるウクライナ侵攻はアフリカや中東などで深刻な食料危機を引き起こした。国際社会は食料の安定供給に向けて一致団結する必要がある」と呼びかけました。
続いて行われたセッションにはウクライナ政府の代表もオンラインで参加し、陸路での穀物輸出を支援するための日本などによる一時貯蔵施設の建設に感謝した一方で、黒海に面する3つの港からの自由な輸出入や、農地に埋められた地雷の除去の必要性などを訴えました。
さらに、南部ヘルソン州でのダムの決壊によって、かんがい用水の不足や土壌汚染といった長期的な影響が懸念されるとして、国際社会の幅広い支援を求めました。
このほか初日の会合では各国が自由で開かれた貿易の実現や、気候変動に対応するため、技術革新による生産性の向上などについても話し合いました。
IGCの会合は13日まで行われます。
2023-06-13 08:17:46Z
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