東京電力は23日、福島第1原発から海洋放出するため海水と混ぜた処理水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度分析を進めた。24日の放出に向け、国の基準値の40分の1未満となっていることを確認する。重要な作業でのミスを防ぐため、分析手順が表示される眼鏡型端末「スマートグラス」やQRコードによるデータ管理といった先端技術を導入して調査に臨む。
タンクで保管する処理水のほか、第1原発港湾内や沖合で採取した海水などを約30人で分析。細長いゴーグルのようなスマートグラスを装着した分析員が処理水が入った容器を目の前に持ち上げ、グラスに付いたカメラで容器に張られたQRコードを読み取る。
採取日時などを読み上げると、音声入力でシステムに登録される。分析員が「グッド」と発声すると、グラスに「過酸化ナトリウム添加(約0・1グラム)」などと次の手順が表示される仕組みだ。分析結果も自動で作成される。
2023-08-23 01:02:03Z
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