Pages

Tuesday, November 21, 2023

【随時更新】ハマス最高幹部「停戦合意に近づいている」 - nhk.or.jp

【随時更新】ハマス最高幹部「停戦合意に近づいている」 - nhk.or.jp

イエメンの反政府勢力、フーシ派が紅海を航行中だった貨物船を乗っ取った時のものだとする映像を公開したことについて、防衛省防衛研究所の吉田智聡研究員は「動画の撮り方から明らかだがプロパガンダとして見せていくことを強く意識している。ヘリコプターにイエメン国旗がついていたがパレスチナに連帯する自分たちの政治的主張を示すため公開することを前提としていた」と分析しました。

また、映像から読み取れるフーシ派の戦闘員の能力については、「よく訓練されている印象でイランの訓練を受けているのは間違いない。2015年以降、イランからの軍事教練の度合いが増していく中で専門的な部隊が出てきた」と述べ、イランの軍事支援が背後にあるという見方を示しました。

紅海での軍事活動を強めている理由については「これまでやってきたイスラエル本土に対するミサイルなどの航空攻撃では撃墜されてしまう可能性が高い。実際に被害を生じさせうるという意味で紅海は攻撃力の高い選択肢だ」と指摘しました。

その上で、貨物船を乗っ取るなど、イスラエルへのけん制を強める狙いについては、「表向きにはガザ地区に対する侵略をやめろなどと、パレスチナへの連帯ということを示しているが実現するとはあまり考えていないのではないか。イエメン国内の政治勢力に対する支持を広げ、自らの正当性を主張したいのではないかとみている」と分析しました。

また、だ捕された貨物船の乗組員については「過去の事例では、船員の解放交渉は国連が行ってきたので、今回も国連が仲介する形になるのではないか。ただ即時、解放された例もあれば3か月ほど解放が遅れた場合もあってどちらに転ぶかわからない」と指摘しました。

さらに吉田研究員はフーシ派が国際社会に与える影響については「この海域の脅威の主体が変わってきた。紅海やアデン湾ではソマリアの海賊のようにもう少し烈度の低い脅威が課題となってきたが、対艦ミサイルなどを持った国家並みの軍事力を持った主体がこの海域の脅威になってしまうのは国際社会にとって大きな課題だ」と述べ、世界的な物流への影響に懸念を示しました。

Adblock test (Why?)



2023-11-21 10:34:36Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjMxMTIxL2sxMDAxNDI2NDE5MTAwMC5odG1s0gFCaHR0cHM6Ly93d3czLm5oay5vci5qcC9uZXdzL2h0bWwvMjAyMzExMjEvYW1wL2sxMDAxNDI2NDE5MTAwMC5odG1s?oc=5

No comments:

Post a Comment