ロシア北極圏ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡したロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア氏は19日、SNSに投稿した動画で「私は自由なロシアを築きたい」と語り、夫の遺志を継いで反プーチン政権運動を主導する決意を述べた。
ユリア氏は「プーチン(大統領)が夫を殺した」と非難し、「プーチンは私の半分を殺したが、まだ残り半分がある。ナワリヌイの仕事を続け、祖国のために戦い続ける」と語った。「誰がこの犯罪を実行したか、必ず突き止める」とも誓った。
一方、露独立系ニュースサイト「メディアゾーナ」は18日、ナワリヌイ氏の遺体が16日深夜から17日未明の間に地域の中心都市のサレハルドに向けて運び出された可能性が高いと報じた。街頭に設置された複数の監視カメラの動画で、警察車両に先導された刑務所のミニバスが通過したのを確認したという。
露当局は16日午後、ナワリヌイ氏の死亡を発表。メディアゾーナは、同日夜に刑務所とサレハルドを結ぶ唯一の道路の監視カメラで車両を確認したという。ナワリヌイ氏の母親リュドミラさんや弁護士が17日朝に刑務所を訪れる前に、当局が遺体を意図的に隠そうとしたと指摘した。
ナワリヌイ氏の遺体について、安置場所や死因は公表されていない。ナワリヌイ氏の報道担当者は19日、SNSへの投稿で、母親と弁護士が同日早朝、サレハルドの遺体安置所を再び訪れたが、内部への立ち入りが許されなかったと明らかにした。
2024-02-19 10:28:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vd3d3LnlvbWl1cmkuY28uanAvd29ybGQvMjAyNDAyMTktT1lUMVQ1MDE1NC_SAQA?oc=5
No comments:
Post a Comment