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Saturday, May 11, 2024

「太陽フレア」で磁気嵐観測 通信衛星やGPSなどに影響のおそれ | NHK - nhk.or.jp

「太陽フレア」で磁気嵐観測 通信衛星やGPSなどに影響のおそれ | NHK - nhk.or.jp

「太陽フレア」とは太陽の表面で起きる巨大な爆発現象のことです。

「太陽フレア」のエネルギーはすさまじく、1度の大規模な「太陽フレア」で人類が使う電力の数十万年分に相当するほどです。

規模に応じて小さいものから順にA、B、C、M、Xの大きく5段階のクラスに分けられていて、今月8日から10日にかけてはXクラスのフレアが6回発生しました。

「太陽フレア」が起きるとガスや高エネルギーの粒子などが大量に放出され、早いものだと8分間で、遅くとも数日の間に1億5000万キロ離れた地球に届き、その際、地球を覆っている磁場に作用して地球の磁気を弱めることで地上では「磁気嵐」が観測されます。

爆発の規模が大きい場合は、通信衛星などの人工衛星やGPSの位置情報、短波の無線通信などに影響が出るほか、国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士や高い高度を飛行する航空機が被ばくするリスクもあります。

2022年2月にはアメリカのスペースX社が高速インターネット接続サービス、「スターリンク」に使う衛星49基を打ち上げましたが、約8割の40基が失われたと発表されていて、この時は中規模の太陽フレアの発生が影響したと考えられています。

情報通信研究機構によりますと、今回の太陽フレアについては人体の被ばくや携帯電話の通信・測位には影響はないとしていますが、高精度のGPSの利用や一部の無線通信などには影響が出るおそれがあるため、引き続き、数日は注意してほしいとしています。

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2024-05-11 09:23:38Z
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