【ミルウォーキー=大内清】11月の米大統領選に向け、共和党が中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の全国大会は16日、2日目に入った。正式に候補者指名を受けたトランプ前大統領(78)が前日に続いて会場に登場。トランプ氏と予備選で争ったヘイリー元国連大使らが演説を行い、党内の結束を演出した。
予備選でトランプ氏への不満票の受け皿となり存在感を示したヘイリー氏は当初、大会に招待されていなかった。しかし、13日に東部ペンシルベニア州で起きたトランプ氏への銃撃事件を受け、トランプ氏が従来の対決的な表現を抑制して結束を訴える方針を示したことで、一転して大会参加が決まった。
ヘイリー氏は演説で、「私はトランプ氏を支持する」と断言。「トランプ氏に投票するのに、その政策に100%賛同する必要はない」と語り、トランプ氏の政治手法や人柄を嫌う層に、本選でのトランプ氏への投票を呼びかけた。
またヘイリー氏は、民主党のバイデン大統領(81)はロシアやイランなどの敵対国家を押さえ込むことができていないと批判し、トランプ氏の強い指導力が必要だと主張。会場内でヘイリー氏の演説に立ち会ったトランプ氏は満足げな笑顔を浮かべ、拍手を送った。
16日はこのほかにも、予備選に参戦した南部フロリダ州のデサンティス知事や、インド系投資家のラマスワミ氏も登壇しトランプ氏への支持を改めて強調した。
2024-07-17 02:32:00Z
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