【ワシントン=蒔田一彦】米国のトランプ大統領に対するウクライナ疑惑を巡る
共和党のマコネル院内総務は冒頭で発言し、民主党が主導した下院での弾劾調査について、「米国史上、最も拙速で、最も不公平で、最も不完全だった」と批判した。上院での裁判は公平に行われたと主張し、「下院による『権力の乱用』を否定しなければいけない。大統領を無罪にする評決を」と呼びかけた。
民主党のシューマー院内総務はすぐさま反論に立ち、共和党が裁判への証人召喚や証拠資料の提出を阻止したことを非難し、「政権や共和党議員は真実を恐れている」と訴えた。
ホワイトハウスと共和党は当初、トランプ氏が一般教書演説を行う4日夜までに弾劾裁判を終わらせる意向だった。しかし、強引に幕引きを図ったとの印象を避けるため、評決前に上院で各議員が発言できる機会を設けることになった。
評決でトランプ氏が「有罪」となるには、出席議員の3分の2以上の賛同が必要だ。上院多数派の共和党から大量の造反は見込めない状況で、5日は「無罪」評決が確実視されている。
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February 05, 2020 at 08:32AM
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[トランプ弾劾]共和党「米史上最も拙速だ」、民主党「政権は真実を恐れている」 - 読売新聞
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