2020年08月11日09時33分
１０日、ワシントンで、銃撃の発生を受けてホワイトハウス近くの通りをふさぐ警察車両（ＡＦＰ時事）
【ワシントン時事】米首都ワシントン中心部のホワイトハウス近くで１０日、発砲があった。トランプ大統領は当時、ホワイトハウスで記者会見を開いていたが、発砲を受けて会見を中断。警護担当者に付き添われ、執務室に一時避難した。
数分後に会見を再開したトランプ氏は記者団に、容疑者が警護要員に撃たれ、病院に運ばれたと述べた。容疑者が武器を持っていたらしいとも語った。大統領警護隊（シークレットサービス）は「隊員１人が発砲に関与した」と説明したが、撃たれた容疑者の身元や容体は明らかにされていない。容疑者以外にけが人は出なかったもよう。
大統領警護隊によれば、発砲があったのはホワイトハウス西側の敷地外。会見に出席した記者の一人は「２回の銃声を聞いた」と話している。現場一帯には多数の警官が集結し、厳重な警戒態勢が敷かれた。
2020-08-11 00:33:00Z
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