【ニューヨーク=橋本潤也】米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は29日、米CNNの番組で、新型コロナウイルスの感染で米国内の死者が10万人を超える可能性があるとの見通しを示した。ファウチ氏は感染症の権威として知られ、トランプ政権に新型コロナウイルス対策を助言する立場にある。
ファウチ氏は番組で、これまでの感染者の増加ペースから考えると「数百万人が感染し、10万人から20万人が死亡する恐れがある」と述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)の30日未明(日本時間30日午後)時点の集計では、米国内の新型コロナウイルスの感染者数は14万1995人、死者数は2486人に上っている。
トランプ大統領は29日、ホワイトハウスでの記者会見で、10人超の会合や外食を見合わせるよう全米に求める行動指針について、3月末までだった期限を延長して4月30日まで適用すると表明した。
トランプ氏は延長を判断した理由について、ファウチ氏ら専門家から「何も対策を取らなければ、最大で220万人が死亡する可能性もある」と聞かされたためだと明らかにした。
2020-03-30 10:03:00Z
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