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Wednesday, April 29, 2020

都内の男性、陰性と判定された翌日に死亡…死後再検査で「陽性」 - 読売新聞

都内の男性、陰性と判定された翌日に死亡…死後再検査で「陽性」 - 読売新聞

 東京都小平市の無職男性(85)が新型コロナウイルスのPCR検査で陰性と判定された翌日に死亡し、死後の再検査で陽性と判明していたことがわかった。

 警視庁関係者によると、男性は今月3日頃から発熱があり、8日にPCR検査を受けた。2日後の10日に「陰性」と判定されたが、翌日に体調が急変し、搬送先の病院で死亡。その後、医師の判断で改めてPCR検査を行い、陽性と判明した。感染による死亡と判断されたという。

 PCR検査を巡っては、一度陰性になった人が再検査で陽性になる事例が国内外で相次いでいる。感染症に詳しい聖マリアンナ医科大の国島広之教授は「PCR検査は決して万能ではなく、検体の採取の仕方やタイミングによっては感染しているのに陽性とならない偽陰性が一定の割合で生じる。高齢者などはリスクが高いので陰性結果が出ても安心しきるのではなく、体調を注意深く見守る必要がある」と指摘している。

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2020-04-29 09:32:00Z
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