
浜松市で25日、30人の新型コロナウイルスの感染が発表された。クラスター(感染集団)が発生した飲食店「Brillia(ブリリア)」では29人が新たに判明し、感染者はこれまでの発表を含めて計35人となった。同じくクラスターとされた「手品家浜松店」は、利用者1人の感染が新たに確認され、計6人となった。市は、26日に対策本部会議を開く。
静岡県内で1日に確認が発表された人数としては、これまで最多だった4月8日の9人を大幅に上回った。県内の感染者は県外での確認を除き161例となった。
発表によると、ブリリア関連の新たな感染者の内訳は、店の従業員が10人、利用者や取引先などが16人、関係者の同居者である中学生1人や関係者の知人2人だった。
30人の内訳を性別で見ると、男性18人、女性12人。年代別では、20歳未満が2人、20歳代が10人、30歳代と40歳代が7人ずつ、50歳代が4人だった。60歳代以上はいなかった。
新たな感染者のうち12人が入院し、8人が静岡市内のホテルで療養、10人が自宅待機となっている。今回の一連のクラスターで確認されたのは計41人で、重症者は今のところないという。
市は、両店での感染確認を受け、従業員や利用客など約200人を調べていた。新たな濃厚接触者は150人ほどになる。
感染した市内の中学生1人は、直前に登校していなかったため濃厚接触者はいないとして、休校などの措置は取らないとしている。すでに感染が確認されている市内の男性が両店を利用していたことも判明したが、関連は不明という。
県内では首都圏に隣接する熱海市のカラオケのある飲食店でもクラスターが確認された。浜松市に隣接する愛知県など感染者は全国的に拡大しており、県内への影響が懸念される。
浜松市で発生したクラスターの拡大が明らかになった25日、中区の中心街では、飲食店関係者や近隣の住民から戸惑いの声があがった。
クラスターが発生したとされた中区の「Brillia(ブリリア)」と「手品家浜松店」は、いずれも臨時休業となり、店の前はひっそりしていた。ブリリアの入り口の扉には、「誠に勝手ながら臨時休業させて頂きます」と書かれた紙が貼られていた。
近くの飲食店の男性店員(47)は「クラスターが発生してから、街中を歩く人が目に見えて減った。客も普段の半分くらいに落ち込んでいる」と話し、「消毒の徹底など、やれることをやるほかにない」と語った。別の飲食店に勤める20歳代女性は「従業員も感染しないか不安な気持ち。店を閉めても補償はなく、生活のために営業しないといけない。どうしたらよいかわからない」と複雑な心境を話した。
感染者の急増に市民は深刻な表情を見せた。近くに住む買い物帰りの主婦(39)は「怖くてびくびくしている。いつか来ると思っていた。最近は県外からの移動が増え、『Go To キャンペーン』も始まり、心配していた」と話し、足早に立ち去った。
中区の会社員男性(60)は「これからも増えるだろうし、ウイルスと共存していくしかない。無症状で感染を広げないように、マスク着用や丁寧な手洗いをするという基本を改めて徹底しないといけない」と指摘した。
2020-07-26 07:01:00Z
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