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Sunday, August 2, 2020

最も4割に近づいた1986年のバースの軌跡(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース

 開幕からおよそ1カ月半が経過した。ここまで最も注目された選手といえば、広島の堂林翔太だろう。今季の堂林は開幕から絶好調で、7月25日の試合まで4割をキープ。現在はやや打率を落としたが、夢の4割打者を目指し頑張ってもらいたいところだ。さて今からさかのぼること35年前、夢の4割に大きく近づいた選手がいた。それが阪神伝説の助っ人、ランディ・バースだ。今回は、NPB史上最も4割に近づいた「1986年のバースの成績」を振り返る。

序盤から打ちまくったバース

 1983年に来日したバースの1年目は、開幕から15打席連続無安打とまったく打てなかった。しかし、シーズンが進むにつれて調子を上げ、1年目から35本塁打と活躍。2年目の1984年は打率.326と3割を超えたが、故障が原因で27本塁打と前年より本塁打数が低下し、一時解雇の危機に陥った。当時の吉田義男監督が球団に残留を願いでたことでチームに残ることになったバースは、翌1985年は打率.350、54本塁打、134打点で三冠王に輝き、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。  三冠王として迎えた1986年シーズン。この年は従来よりも拡大した新ストライクゾーンが採用された年で、投高打低になることが予想された。バースも大洋との開幕戦で3三振無安打と苦戦するが、三冠王は格が違った。すぐさま新しいストライクゾーンに対応し、4月18日の中日戦では4打数3安打で打率は.364まで上昇。その後は4月、5月と一度も2割台に落ちることはなかった。

ハイペースで安打数を重ねて4割到達するも……

 5月最後の試合で5打数4安打と大暴れし、打率を.346としたバースは、6月に入るとさらに加速。20試合で74打数35安打、月間打率.473と驚異の成績を残し、打率は.387まで上昇した。7月に入ると1日の大洋戦でさっそく4打数3安打と活躍して打率を.393まで上げると、翌2日は5打数4安打。打率はついに4割を突破した。  ついに大台を突破したバースは、その後8試合で4割をキープ。しかし、オールスター前最後の試合となった7月17日の中日戦で4打数無安打に終わり、打率は.399まで下降。さらにそこから歯車が狂ってしまったのか、バースは7月31日の巨人戦までまったく打てなくなり、打率も.376まで下がってしまう。

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